Tokyo Banzai Motherfuckers
ここまでこのような駄文にお付き合いくださった稀有なみなさま
そろそろお気づきかと思いますが、
これすでにライブレポでもなんでもなくただの日記の様相となってまいりました。申し訳ございません…
ただの、私が見たガンズと私が過ごした9日間のオハナシです
一体何のために書いているのだろうという根本的な疑問がよぎりますが、
きっとあとでこの記憶を思い出すため…なのかなあ
前回は1月28日ライブについて書きましたが
書き忘れたことを思い出しました!
あの日、アクセルはRocket Queenの歌詞を飛ばしたんですよね!!
圧縮されながらも目は離さなかったので表情までよく見て取れました
「あ…あ…あ…あれ…どこから戻ろう…どこから…」って顔してたので
「次の歌詞はこれだよ」の気持ちが先走って必死に歌ってました恥ずかしい(笑
歩く歌詞モニター気取り、しかも圧につぶされながら…
アクセルには見えてないし聞こえてもないしね(笑
必死な自分の存在そのものが気の毒すぎました 痛い
アクセルが歌詞を飛ばすって珍しくないですか?
Patienceでは時々やらかしてる印象ありますが
友達がアクセルを評して言った「なにやっても萌えしか生まない男」の面目躍如でした
また、あの日遠方から飛行機でやって来て、疲れていただろうに、開演前私達が並ぶVIPの列まで走って来てくれたお友達もいました。本当に嬉しかったよ、けんこちゃん。元気そうでよかった…。
終演後に最寄りのロイヤルホスト前、Japangleフラッグを見に来られた方の中で、脇にぼんやり立っていた私にお声掛けくださったみなさんも、ホントにホントにありがとうございました。素敵な思い出がたくさんできました。
毎回、つくづく思ったのは
みなさんのなんとステキな表情をされていることか!ってことです
開演前のワクワクした表情も最高ですが、特に終演後に強く感じました。
3時間にも及ぶライブで、見る方も疲れていたりもするじゃないですか…体力いりますよね。
だけど楽しかった、最高だったと話すお顔はみんな、あの寒さの中上気して輝いてました。あんな嬉しそうな表情を、ステージから見るのってどんな気分だろう。
人を幸せにする仕事って本当に素敵だなあって思います
また、わたしの側にいらした見ず知らずのとても若い男の子2人が、この最終日の公演後
「…よかったな!」
「…よかった、ほんと良かった!」
「…最高だったな!」
「…もう、言うことない!」
というとてもシンプルな単語で構成された会話を、これ以上ないほどの弾んだ声で交わしていたのですが、それを耳にしながらもう涙が出てしかたなかった
それはね、わかってたよ、世代とか時代とかそんなの超えるバンドだってことは。でも、そういう声を実際に耳にすることってなかなかない体験です。
うッ、私が死んでもガンズのメンバー全員が死んでもこのバンドは絶対に記憶に残るんだぜ…
ライブに関しては、みんなが払った以上のものを見せたいし、満足させたい。そういうのが好きだから と近年のインタビューでアクセルは言ってました
私はアクセル専なので、ライブでもアクセルばっかり見てますし
アルバム聴いてても基本歌声ばっかり追っかけてしまうし
おブートを見てても
ステージの端っこでペットボトルのキャップを几帳面に締めているアクセルや
ベータさんになにか頼んでるアクセルとかばっかり見ています
気持ち悪w 自覚はあります(笑
他のメンバーのことなど、ほぼ各々の担当者(ファンw)から教えてもらって知ったことばかりです(笑
そんな自分が、ずっと、生まれた赤ちゃんが30歳になるだけの期間、
この人を見続けて、感じていることがあります
アプローチ方法は多少変化しても、自分の持てる全ての力でライブに来た人を楽しませたいという気持ちに一切の変化がないということですね…
歌う表情変わらない…必死なの、もう青筋立てて歌ってる
自分をよく見せたいとか、見せつけたいとか、自分が気持ちよくなりたいとか…
おそらくは、そういうことがプライオリティの1位じゃなくて…
満足させたい。開放させたい。
それが、これまた繰り返し感じていることですが
Tattooに刻まれた、Victory or deathのVictoryということなんだろうなあって思います。
あんなに汗を流して、あんなに走って、あんなに必死な顔で歌ってるんですもんね。
天職ってよく言うけど、あの人、歌うのが天職で
しかもそれだけじゃなくて
これがもし歌じゃなかったとしても、どの道で生きてたとしても、成功できる人なんだと思う。
それだけ、情熱傾けることに躊躇も気恥ずかしさも遠慮もない
全力注ぐ人ですよね…
決して、ジャンピングお手振りをする可愛いだけのおじさんじゃないんです
そういうわけで、
とうとう最終日。2017年1月29日、さいたまスーパーアリーナまで辿り着きました。
前日の筋肉痛が余裕で尾を引いていて、遅く起きて、目が覚めてもぼんやりしている…
霞んだ目で天井を眺めながら、今日がラストかあ…とか言ってみたり
もうなんとも言えない気持ちで。布団から出られなくてだいぶグズグズしていたと思います。どのTシャツにしようかなって考えるのも今日で終わり。
手元に四枚あったチケットの三枚はもう、長さが変わってる。
チケット間違えないようにしなきゃ、と何度も何度も会場に着くまでカバンから出して確認し続けた日々…
もう、別の日のものと間違えることは、ないんだなあ…
来日公演最後のショウなんだからちゃんと、ちゃんと見届けなくちゃ
これまでの3公演は友達と一緒に電車に揺られて会場まで行った
この日はひとりで向かいました。
余計にいろんなことを考えてしまうんですよね
まだ終わってもいないのに。寂しいというか苦しいというか。
このツアーのあいだ、楽しすぎたんだよなあ…
いい年してても、割とこういう感情は昔とぜんぜん変わらないものなんですよ。
せめて電車の中では涙流さないようにと、キューキュー唇噛み締めながら窓の外をひたすら眺めていました
好きなバンドが来て、ライブやって、次の場所に飛んでいく
普通のことです。
こんなに切なくなるって異常じゃないか…
おかしいんじゃない?いやおかしいんだよ…
自分がおかしくて悲しくてどうにかなりそうだった(笑
あのツアーTシャツ超かっこいい、絶対欲しいと言って手に入れたけど、世間から見たら「絶対ない」なんだろうな~とか考えたり、
今回これまでに使った金額を足してみて、冷静に現実に戻ろうとしたり。
でも、この感情がはずかしいって、いったいなにに対して恥ずかしいんだろうか・・・
年甲斐もないことはたしかにそうなんだけども。
好きに抗うってできない 好きってどこか、事故でしょ。
好きになろうと思って、好きになるのとは違う。こんなに好きなものに出会えたんだから好きでいいのでは…
この思い込みも、この好き好きフィルターも、自分だけにしかないもの
こんな自分だけど、気持ちは自分のもので、オリジナルなんだ…
迷惑にさえならなければ。
どうしても会いたいとか、どうしても自分を個として認識してほしいとかそんな思いも全然ないし、ただ好きだからな…。
それなら、この気持ちを大事にしても、いいのかなあ・・・
とかなんとか、恋するモラトリアム中学生みたいなことをダラダラと考えているうちに駅に到着しました。
さいたま新都心駅…降りたらもう、そこはガンズ・アンド・ローゼズのTシャツを着た人で溢れかえっていて、この光景すらほんとは貴重なんだよね、
また明日からは普通の生活。普通に電車に乗って、仕事して、家のことやって眠って。
ガンズ・アンド・ローゼズと書かれたTシャツの群れをみることも、暫くはない。
と感慨深く、ゆっくり歩みを進めました
のんびりした出発だったので、この日はあまり待機時間もなく、
開演前に沢山の人と会うことはなく、
ただ、ずっとずっと前から私を励まして支えてくれている友達と久しぶりに会えて抱き合って喜んだ。
Zeppのときも、ライブ前でビビる私の手を握って会場まで歩いてくれたお友達。ありがたいです、ずっと友達でいてくれること。
ほどなく入場の時間となり、またその列に向かう間にも、あ、白玉さんですか…とお声かけくださるかたもいらしたりして
知らないうちにガンズのお陰でどれだけの人と交流をもてていたのかと、アクセルやバンドの思惑を軽く超えた中でしょうが、
自分の人生とガンズとのリンクを、思い知らされるばかりでした
会場に入って、この日は前日の圧があまりにもすごかったのであまり前方には陣取らず、
ステージ中央の、アクセルがLALDのラストでマイクスタンドを高々と上げるあの場所がよく見えるところに立ちました。それでも、いちおう最前列。どうなることやら…
そこでは、名古屋から駆けつけたお友達とも再会。
そもそも感極まっているのに、もうこれダメだなと悟った。
ベビメタちゃんのオープニングアクトが始まる前から、
一人で涙ボロボロボロボロ流したままアクセルが立つ場所を見てましたwww
怖いよwwwww
友達も、私があんまり泣いているから声かけられなかったって言うくらいwww
そしてこの最後の夜も、客電が落ち、McBobがこう叫びます
Tokyo!
Banzai Motherfuckers!!
From Hollywood, Guns N' Roses!
後ろから来るであろう圧に身構えていたけれど、この日この場所は予想を大きく外れ、ただの神席でしかなかったのでした。
感無量の3時間がここからはじまるのであります
To be cotinued…(www終わんなかった)