Confidence

2016年02月12日 12:44

 

ガンズじゃない話シリーズ(不定期)
 

日本社会では、自信家はわりかし嫌がられます
でも、自信満々でも愛される人もいます
違いはなんでしょうね
自信満々の見せ方が違うのでしょうかね。

 

近所にプロの声楽家の知人がいます。海外で本格的に勉強してきた人です。

学校で音楽を教えていて、さらに家でピアノと声楽のレッスンをしています。
オペラの舞台にも立っています。
ニュートラルで明るくて、人を元気にさせる感じのひと

 

何度か生歌を聴かせてもらいました。マイクなし。
学校の音楽室でプロのオペラを聴かせてもらえるなんて贅沢ですよね

 

イタリア語だったのかな、なにを歌っているのか中身はわからなかったけど
なにかとてつもなく美しいことを歌っているに違いないと思った
(ショーシャンクのワンシーンみたいな感想 笑)

 

その方が、ちょうど一年前、子どもの卒業式で歌う
お祝いの父兄コーラスのピアノ伴奏と歌の指導を受け持ちました。

コーラスなんてそんな時くらいしかやることないし、
そもそも歌なんてお風呂か、たまのカラオケでしか歌わないから
結構おもしろくて

 

本番まで、全部で5~6回練習したのかな。
その間、姿勢、声の出し方、喉の開き方とか基本から説明してもらって超楽しかったです
 

音楽は楽しいよね。

最近ライブに行くようになって、バンドをやっているお友達も増えましたが、
みんないつもこうやってカタルシス味わってるんだなと思うと超羨ましい
曲を仕上げていくプロセスのワクワク感よ…

 

中高時代吹奏楽やっていたので
その楽しさは感じたことがあったはずなんだけど、その頃はそういう瞬間のありがたみが感じられなかったのかも。ボケッとした学生時代過ごしてたから
それでも、難しい曲を吹けるようになったときの達成感とか、
文化祭バンドやったときの高揚感とか微かに思い出したりして

 

あ~~、バンドやりたさ・・・www

 

話が脱線しましたが

そのコーラスのレッスンのとき、
気持ちについての説明が一回だけあったんですよね
いい声を出す秘訣は。。。

 

目線を遠くに向けて、そこまで届くような気持ちで
いま居る部屋のもっと向こう、校庭のはじまで届くように
言葉のひとつひとつをちゃんと大事にして

 

足元見てたら、いい声出ないらしいです

 

あとは
「自分いま超イケてる」と思うこと
「ものすごくいい声出てる」と思うこと だって。

 

自分超イケてるwwwwwって笑っちゃうかもしれないけど
そうじゃなきゃ人の心に届かない 恐る恐る歌ってたらまずなにひとつ届かない
みたいな話でした

 

それを忘れないでもう一回合わせてみましょう!

 

って言った後の歌声、みんな全然違ったんですよね
効果を即実感するのって爽快っすね!!

 

学校の父兄コーラスという、わりかし小さい出来事でしたが
あらためて面白いこと聞いたな~と。
すごく当たり前みたいなことですが、意識するかしないかはかなり大きいんですね。
当然楽器演奏もそうなんだろうな

 

だって、強烈に印象に残ってるライブや演奏で、
弱気そうにやってるのはひとっつもないですしね
プロアマ関係なく。

 

どんな表現も、誰かに届かせようと思ったらそのマインド、必要なんだろうな


自信か…

 

伝えるためにもっとうまくなりたいという思いとか…

 

絵や小説を書く友達が言ってた「(自分の表現で)それを見たものをぬっころす所存」という発言もずっと心に残っている言葉です

ぐうの音も出ないくらいすごいものを描きたい/書きたいという気迫
すごいなと思いました

 

自分に立ち返ると、私はなにか作ったり演奏したりとかやっていませんが
文章を書くのは好きだ

 

でも、ぬっころす所存で文章書いたこと無いかも。

 

そこが違いだな。

 

相手から「すごい」という言葉を引き出すためになにかを表現することを
あさましいという人達もいるかもしれないけど

 

表現する以上は、どこかに
「すげーな」と言わせたい野心は必要かもしれないですね

 

自分の好きな表現方法を見つけて、精進して、
自分がイメージした通りの形を
その時点でのMAXだと、自信持って人に示すのはめちゃくちゃかっこいいことだと思う

 

自信を持つのは難しい 
根拠を自分に提示するためには、努力が必要だから

自信がない、というのは結局、努力していないことの証明なんだろうな

自分がんばれ…w
言い訳を捨てて、やりたいことをやります