Write your wishes down on strips of paper and pray

2016年07月08日 19:31


昨夜は七夕でした。


ベランダに出て、七夕の日に願いごとをして、いままで叶ったことはあったっけ


と考えてみましたが、それが叶ったかどうかを考えたことがないのに気づきました。

願いを書くことで完結してしまうようなところ、あったのかもしれない。


小さい頃から、何度も短冊に願いごとを書いてきたのだろうけど、どれひとつ覚えていない。

ほしいものや、なりたいもの、叶えたい思いなどを書いたりしてきたんだろう。


願ってもかなわないことがあるのを知ったいまは、短冊に書くこともしなくなったけど、昨日の出来事は長年吊るしっぱなしだった色あせた短冊の願いごとが、思いがけずかなってしまったみたいな気分です。


やっぱり願いってどんなものでも

どうせかなわないと思わないで そっとでもどこかに持っていたほうがいいのかも知れないですね。


短冊に書くという行為は

書くことでなにかを明確化させる意味あいがあるのだろうか。


スティーブンがゲストでガンズのライブに参加しましたよね!


自分がそれを知った状況はというと、ちょうどお昼休み。

ケータイの通信制限解除されてたしうれしくて(笑)、お茶飲みながらペリスコープの生動画を見ていました。


見ていた配信が切れて、Twitterのタイムラインを開くと

フォロワーさんの


あどらー


というただそれだけの書き込みが目に入りました。


リロードするとSteven! Popcorn! Adler!


察した


叩いてるんだなと


慌てて生きてるペリスコープを探してみたら、

楽しそうに金髪を揺らす笑顔が見えました


ああ


彼が参加するという予想をまったくしていなかったので不意打ちも不意打ち...

自分でびっくりするほど震える指...wwwww


アドラーさん...!!!!


ひとしきりびっくりしたあとはもう涙

なんて楽しそうに叩いてるんだろう...!笑顔だけで泣くに足る充分な理由でした


思えば(はいここから昔の思い出を語るおばあちゃんモードです)

一番最初にバンドを離れていったのは彼でした。

繊細で傷つきやすいアクセルの神経を逆なでするような歯に衣着せぬ発言で

よく2人は喧嘩していた、殴り合いまであったとスラッシュの自伝にも書いてありましたが(目に浮かびすぎ問題)


スティーブンがオーバードーズで死にかけた時、目を開けて最初に飛び込んできたのはベッドの傍らでじっと見つめているアクセルだったと話していたこともありました。

その日は映画の撮影の日、とても大切な日だったのに。

メンバーでたった一人アクセルだけが彼が目を覚ますのをずっと待っていたとか‥


薬の問題で、彼がガンズをクビになったのは本当に苦しい体験だったと思う。残ったメンバーも本当にそれはそれは辛い選択だったんだろうと思います。

当時のインタビューとか読んでると可哀想になるくらい。大きな出来事だった


しばらくして双方が訴えあい。悲しい日々です。一人抜け、また一人抜け。アクセルはひとり。


それぞれがしばらく姿すら見えなくなり、次にアドラーさんを見たのはドラッグアディクトを克服する番組でした

歩けない。呂律がまわっていない。ドラムを叩くどころじゃない。


なにを言っているのかわからないくらいの状態で、ただ悲しそうに涙を流す姿は衝撃でした。


自分のバンドを持って、ダフのバンドと来日したときは奇跡かと思いました

よくあそこまで回復したなあと。


ロックの殿堂入りのとき一番嬉しそうだったのもアドラーさんでしたね。

それからはことあるごとに「俺たちはまた集まって、よくしてくれたファンにお礼をいうべきなんだ」と公の場に出てきては空気なぞ読むものか発言を続け、そのたびにアクセルが、そんなの死んでもやらないぞと。


Not in this lifetime


でございます。


そんな名前のついたツアーで電撃参入!!!ドラマか!!




ほんとはトルバドールに向けてアドラーさん準備していたって話もあったけど

それだってホントか嘘かなんてわかんないものだったし、実現したことに私はすごく驚きました。

読んでくださってるみなさんは、これを想像していたんだろうか。




美しい笑顔でしたね...あらゆる障害物を越えて...

なにか勝手に、自分の人生と重ねちゃうくらいのものがありました。


家に帰ってから、フル動画を見てみたら、アドラーさんに駆け寄るアクセル



演奏中ずっとアドラーさんのそばで見守るダフ

最後に大きくハグするスラッシュ


もうね・・・


ありがとうございます


最高です


さて、これで5分の4が揃いました。

残りの一人はどうするのか。世界中から見られてます、キャスケットのあなた。


イジーはどこ?


Izzy Stradlinが来ますようにと、一日遅れで短冊書きましょうか。







動画はこちら